人体の不思議
あなたは、カナダの脳外科医が作った「脳地図」をご存知ですか?
見たことのある人も多いと思いますが、人間の身体の機能が大脳の何処に対応しているかを示した図ですね。
これは本当に面白いです。
人体の臓器中で脳はちょっと特殊のように思えてならない。
他の臓器は機能や役割がちゃんと決まっている。厳密に言うと臓器の各部分によって作用に違いはあるのでしょうが、脳ほど各部位によってこれほどの機能の違いを存している臓器は見当たらない。
完全な分散処理機構である。
情報処理するところが局在しているとも言える。
身体の全身のコントロールを受け持っているのだから、当然ともいえるし臓器という観点からは不思議でもある。
他の臓器は一つの機能を果たす為に働いているのですから・・・
脳は機能が局在しているとは言え、案外柔軟性に富んでいるようです。
ある機能を司る部位が損傷したとしても、別の部位が代替する様に働くようです。
さらに、あなたは知っているかもしれませんが、例えば中指と人差し指がつながって生まれてくる人の脳を調べてみると、4本の指に対応する場所しか存在しないそうです。
脳は最初から5本の指に対応するような神経細胞が準備されていない。
ところが、指が4本の人が分離手術をすると、わずか1週間後にはちゃんと5本の指に対応する場所が作られている。
これから考えられることは、脳地図はかなりの部分で後天的であると。
さらに、脳地図は脳が決めているのではなく身体が決めている。脳の専門家は言っています。
これは、脳は一度脳地図が出来上がったら変わらないという硬い構造でなく、身体から入ってくる情報によって臨機応変に進化している。
一般の人より指を使うピアニストやバイオリニストは、指に反応する脳の部位が物凄く発達していると。
逆もしかりで、後天的に指を1本なくした人は、それに対応する脳の部位が退化してゆく。
さらに、専門家は次のように言っています。もし、指が6本あったら、脳には6本の脳地図ができるはずだと。
象やクジラやイルカの脳は人間の脳よりも大きいが、賢くないのは身体の構造から来ていると。
千手観音のように1,000本の手があったら、脳はそれに対応するだけのキャパシティをもっているようです。
仏教の世界では、そのようなことまで分かっていて千手観音を作ったのだろうか?
直感だとしても凄いことですね。
万能の救済能力を表現しているのですから。
さらにさらに、人間の脳ばかりでなく哺乳類の脳は「宝の持ち腐れ」のように出来ているようです。
何らかの自然界の突然変異に対応できるように、余裕を持たせているようにも考えられる。
遊びを持たせている!
これも宇宙の創造主のお恵みか?
身体は脳を作り、脳は身体を作るといえる。
身体も脳も鍛えることが、あなたが生涯を楽しく健康に過ごすことにつながるのです。
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